初日の朝は今後平戸と姉妹都市を結ぶことになるノートワイケルハウト市を表敬訪問。昔ながらの瀟洒な石造りの建物に入ると中は近代的なオフィスだ。無駄なものが何もない。どうしてこんなに片付いているの?っていうか物がないっていうのが正しい?人口15,000人のこの市には100名の職員が17のセクションに別れて働いているそうだ。オランダは二度結婚式をあげるというがその内の一つ市庁舎内の法的な結婚式場を見たり、議会場、三役の部屋など昔ながらの建物の内部を見させていただいた。午後はチューリップ農家の視察。「チューリップ平戸」を栽培しているのもこの農家だ。元々は酪農家だったが酪農家では食べて行けなくなるとチューリップ農家に転業。「平戸花壇の林さんが買った「チューリップ平戸」は私たちが買わなくちゃいけないんだよ。」って言うと大笑だった。予定を終えてホテルに着いても荷物をとくまもなくディナーへと。それはホテルのりっぱなフルコースだった。隣りにお座りのノートワイケルハウト市長に「オランダでこんなうまいものが食べられるとは思わなかった」と言うと「これはオランダ料理ではないけれどオランダ人はおいしいものは作れるんだよ」。これ以降幸か不幸かオランダの典型的な料理はほとんどお目見えするこがなかった。