「12xおらんだ」というオランダと平戸の国際交流事業で2度も招聘したことのあるアレックスが三度目の平戸入りを果たし、平戸オランダ商館で彼の作品展が始まりました。
今回は広重の東海道53次の現在の姿を描いた作品展です。
ゴッホも広重の浮世絵に大変影響を受けていますが、アレックスも広重に触れ、400年前江戸参府をしていた頃の53次を現代の目で描きたいと思っていたとのこと。
当時のポイントを探すのに随分時間がかかったけれど、作品自体にかける時間は1枚に付1時間半。それ以上は集中が続かないのだそうです。面影が残っているポイントもあれば全く構造が変わっているところもあり、また広重はスケッチをして、あとは想像で描いたと言われるので「ありえないかな」なんていう景色もあったりで。なかなか広重を知る意味でも興味深い対比でした。


明日はNHKBS1で「里山資本主義が日本を変える」が放送されます。
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里山資本主義の筆者や星野リゾートの社長などのお話が聞ける有り難い番組。
地域から変わっていける時代になりたいものです。