今日のひらんコンサートはとても感動的だった。
尺八、クラシックギター、ソプラノ歌手のコラボ。
尺八の超絶技巧は見事だった。息の長さに舌を巻く。
「いのち」がテーマだったので、この世に生を受けてこの世を去るという原点でいかに我々が不条理も含めこの宿命を受け入れていくのかを考えさせられる曲も多かった。
とりわけ、波佐見で実際に10歳の娘を亡くされたご夫婦の悲しみと立ち直っていく過程を朗読を織り込みながらギターと尺八で演奏された曲のことをうちの社長に話していたら、それはうちのレッテルを作っている印刷屋さんの話だとわかった。
その方のお顔を思い浮かべ、また不条理にも一瞬にして日常を亡くされた今回の被災者の方々の悲しみを思い、ただただ今ある幸せに感謝することしか私にはできない。