今日平戸学中級合格通知が届いた。「やった!ギリギリセーフ」
合格率42%の難関を突破!平戸在住20数年のキャリアがモノを言ったかな。
来年は上級もできるそう。がんぱっちゃおう。
夜はアルカス佐世保でN響コンサート。
大好きなブラームスが演目にあったので行くことに。
最初の曲はアメリカの作曲家アイヴズの「答えのない質問」というコンテンポラリー。
美しい調べの弦楽器に乗せて、トランペットが哀愁を帯びた音色で質問をする。するとしばらくして木管がものすごい不協和音で答える。不協和音なので答えは出ていないのである。どうも質問は毎回同じだけど、答えの方は今度はどんな音?と楽しみに待つが、聞けば「ぎゃ!」と声が出そうなくらいの不協和音。不協和音を聞けば聞くほど底辺に流れている弦楽器の美しい調べが引き立つ不思議な曲だった。
2曲目はプロコフィエフのバイオリン協奏曲1番。美しいドイツ人ソリスト。
乾燥しているせいか弦の響きがとても良く、銘器ストラディヴァリウスを堪能。
そして、いよいよお目当てのブラームスシンフォニー1番。
ブラームス独特の上り詰めて行くような、リエゾンしたような和音が最終楽章で感極まるところが大好きだ。
本当に今日の演奏はすばらしく涙が出た。
会場はブラボーの嵐だった。