森家は古い家だが、親戚がまったくと言っていいほど平戸に住んでいない。
だから選挙に出ても勝ち目がない、っていうのは冗談だけど、みんな都会暮らしなので、父方のルーツは平戸だったという幼い頃の思い出が代々受け継がれ、嬉しい事にその思いをしっかり受け継いでくれた孫が新妻を伴い訪ねて来てくれた。十数年前も学生時代に一人で東京から夜行列車に乗り、平戸を訪ねてくれた時からすると、誰に似たのかかなり饒舌になられましたこと。美人で社交的な妹のような奥さんととてもお似合いでしたよ。お父様が事あるごとにお嫁さんの名前を出されるのが納得でした。
若い孫世代同士でしゃべっていると、我々がそもそもどういう関係なのかってところからあやふやで、これはぜひ父親世代が家系図を作成する義務があるという話になった。
世の団塊世代のみなさん、ぜひ家系図作りを始めましょう。