明治創業からずっと残っている酒蔵の中二階はその当時から道具置き場として使用されていた場所です。
現在はかつて使っていた道具を陳列しているのですが、採光の関係でなかなかギャラリーとしての活用が難しいのです。
しかし、大きな梁など今では手に入れることができないものが120年もあるということに価値を付けないわけにはいかない
。昔はどんな風に光を入れていたのだろう。と思い見に行ってみると、今は封じ込められていますが、窓が3箇所ほどありました。そして川沿いの方は観音開きの窓があったと思われる場所も。

↑明かり取りの窓を開閉したところ。こういうところがあと2箇所ほどありますが、今は壁になってしまっています。

奥の格子の部分が観音開きの窓のあと。ここも壁になってしまっています。
これらが復元できるととても素敵な空間になりそうなのですが、無い袖は振れない・・