酒造りに入りますと、いろいろなことが降ってまいりまして、そのままお歳暮戦線に突入。

やっと、今日一息つけた感じです。

11月はなかなか気温が下がらず、チラーという酒を冷やす機械がマックス働きすぎて止まるというハプニング。雪国では逆に冷えすぎて温めるという話も聞きますが、九州はなんせ暖かい。

家庭用の家電製品とは違って、すぐにチラーを買い換えるなどということはできず、来季の設備投資となるのですが、12月になって冷え込んだので、なんとか言うことを聞いて動いてくれています。

次に起こったハプニングは水が足りない!約1キロ離れた山の麓から地下に水道管を敷いて湧水を引いてきているのですが、この湧水は枯れたことがないという優秀な水。

ところが、雨が降らないので、流れては来ているのですが、酒造りにはものすごい量の水が要るので需給のバランスが取れず、なんとか貯水を待って、仕込むという前代未聞のできごとに見舞われました。

これも湧水がだめなら市水でというわけにはいかないそうで。これまでに無い経験が酒造りにも。数日前は畑に水をやっている光景を目にしてびっくりしたのですが、いくら降水量の少ない冬でも水をまくなんて見たことがなかったなぁと思ったことでした。

今日は朝まとまった雨が降ったので、本当にほっといたしました。

さて、今年から始まった、蔵に来ていただいたお客様限定販売の「HIRAN2020純米大吟醸」

お陰様で残りわずかとなりました。

2020年最後に飲むお酒にこの「HIRAN2020」を選んでいただければ幸いです。

弊社のネットショッピング、一部酒販店様でもご購入いただけます。

#精米歩合20%

#お値段も2,020円

#世界遺産春日の棚田米で造ったお酒

#酒造り体験で6名の仲間と仕込んだお酒

どうぞ宜しくお願いいたします。