先日の外国人墓地ワークショップでは実際に発掘現場へ赴き、掘ってもみましたが、案の定出てくるのは瓦ばかりで陶磁器片もほとんど出ず、ましてや骨などはありようもなくΣ(´∀`;)次の候補地へ視察。
でかいお屋敷跡の石垣を通り越すと珍しい石灯籠がある。そこは尼さんが草の庵を結んでいた所だそうでその上には石段があって遠見の丘のキリシタン墓地につながる。
その先には小川があり、水がそこそこ流れていてちょろちょろという水の音が何とも涼しげだけど、まあその辺りの環境もかなり心身を涼しくさせている。つまり一人では行けない所^^;という意味です。
更に行くと新しく建てられた家があり、そのお隣の古い家は400年前には石泉寺というお寺が建てられていたところ。石泉寺はキリシタンの嫌疑を払拭するためにバタバタと建てられたお寺のようで、遠見の丘のキリシタン墓地の下にある仏教徒の墓の菩提寺。現在は雄香寺に移されている。
ここまで来る間、なだらかな丘陵地を降りてくるわけだが右手は道路を挟んで当然海。雑木林が茂っていて木々の間からしか海を見ることができなかったけれど、この雑木林がなかったら素晴らしい絶景である。風が強く当たるところだから防風林の役目も果たしているのかもしれないが、今は家屋があるわけではなし、伐採が望まれるところ。
さて、新しいお宅まで来ると黒子島を目前に平戸瀬戸が一望でき、

平戸を愛でたところで海岸まで降りる途中にそれはすごいお屋敷を発見したのであります。

写真ではわかりづらいですが、平戸で私はまだこんなにりっぱな土塀を見たことがなく、感心しきり。この下に立派な白壁のお屋敷がありますがそこの分家だそうです。
いつの時代のものなのか興味津々!