昨日から「あさひらん」の上槽が始まりました。

3日かけて搾ります。使用している「あさひ米」は無農薬米なのであえて削らずお米の旨味を生かします。

精米歩合77%です。昨年も生酛で造りましたが、今年は酒母を造るだけでなんと45日の日数を要しました。

この期間って速醸だったらお酒1本できている時間です。

自然醸造のためには時間や労力を厭う暇はないようです。

今年は更に蔵付き酵母にもチャレンジしたお酒ができます。

それは後ほど書きたいと思います。

さあ出来上がった「あさひらん」。なんとクリアでライトなことか。昨年もおいしかったけど、昨年とはまた違った味わいです。スペックの大幅な変更はありませんが、アルコール度数が16%から14%の原酒に変更。生酛だからできる低アル原酒。生酛は華やかな香りが立ちにくいのですが、それが食中酒を目指す蔵としては良い効果に。まさに、食べながらぐんぐん杯が進むヤツです。

この商品は7月7日七夕の日に発売予定です。

どうぞお楽しみに。