ゴーゴーと音を立てて強い風が吹くと「あーアゴ風が吹いているな」と思うすっかり平戸人の女将です。
秋の到来を告げるアゴ風。アゴとはトビウオのこと。一夜干しにした新アゴは最高。ちょっと焼いて金槌でたたき、中骨がホロリと取れて身がフサフサになると硬いアゴも柔らかくなってとても美味しいのです。義母はこれをとても上手にやってくれていたのですが、私はいまだに身がフサフサになるようにはできません。
社長の東農大の同級生山田さんから梨をいただいたお礼に新アゴを送ったのですが、山田さんちゃんと食べられているかなぁ。自分ができないだけにいつも心配しています。
山田さんはこの度クラマスター(フランスの鑑評会)で最高位のプレジデント賞を取られました。「玉柏」というブランド。
お客様からの問い合わせがすごかったそうです。おめでとうございます。
さて、蔵では改装が始まり大工さんがいっぱい。皆造まではあとちょっと。最後のお酒の仕上がりが楽しみです。
秋のお酒「飛鸞 彩道」がリリースし、蔵の販売所には蔵元限定品が並びました。
蔵元限定品はオリンピック柄と決まっておりますので、裏ラベルでどういう商品なのかわかるようになっております。
今販売しているものはprototype-E。市場に流さないレアなお酒。ぜひお立ち寄りください。