五代目が入社して4季目の酒造り。
ゴォーーーとボイラーの音がする時は米を蒸していることが多いのですが、湯煙が立つのが早朝というより日が昇った後のことが多く、湯煙の上がる写真を撮ることができません。雲と一体となって区別がつかないからです。昨年はいろんな方に「湯煙のモクモク上がりよるねー」とよく言われてたんですけどね。今年はどうして蒸す時間が遅いのか尋ねてみました。すると、「サラリーマンのように酒造りの仕事ができるようになれば従業員の負担が減るでしょ。」との答え。確かに昨年までは早朝出社していた従業員が今年は8時頃出てきます。そもそも蒸した米を放冷するのに早朝寒い時が効率がいいので早朝蒸しをするのですが、その時間をずらしているのだそうです。
従業員に優しい五代目です。本人は深夜も早朝も作業しているんですけどね。杜氏の働き方改革はなかなかできないようです(笑)
お花の先生にいただいた椿を蔵前に飾っていたら、お天気がいいので今日はどの蕾も大きく花が開きました。
検査室では連日社長が分析。
やっと、酒造り折り返し地点。4月まで続きますが、コロナ禍でなかなか多くの方にお酒が届きにくい状況。
今月から少しずつ感染対策を取りながらイベントをやっていこうと準備を進めています。
今月は飛び石4連休を利用して、これまでにできた新酒のお披露目を椿展と共に。
大変楽しみにしていただいている生酛はこのイベントにはまだ間に合いませんが、速醸の新酒をお披露目いたします。