夏になると蔵は毎年設備の入れ替えのため大工さんは手放せません。

今年も7月からうちの出入りの大工さんがほぼ毎日蔵のことや周辺のことでトンテンカンテンやってもらっています。

今年の設備投資は酒母室です。古い搾り機があった所にできます。

これを撤去して鉄屑屋さんに持って行ったら結構なお値段で売れたそうな(笑)

五代目が帰ってきた最初の年にビニールで囲いを作って酒母室と名札を下げていたのを思い出します。

帰ってきた時は全ての設備が古く思うような設備の無い中で苦心して造りに挑んでいたようですが、5年目でやっと理想に近づけてきたのではないでしょうか。

10月から酒造りに入る前に、大工仕事も終わりを迎えることと思います。

今年も設備投資が出来ることに感謝。