我が家にちょっとした生活の変化が生じ、最近朝がとても充実しております。

「あさひらん」のお米を作ってくださっている福岡県うきは市の米農家さんから10kの米粉をいただいたので、長らくやっていなかったパン焼きを復活。

これが小麦粉と違ってもちもちして最高に美味しい。無農薬だし、これ以上の贅沢はありません。朝食前には一週間後に出産を控えている娘と自称我家の庭、亀岡神社の参道をウォーキング。朝の清々しい気をいっぱい取り込んで一日がスタートです。

工場はますますカオス化しております。いろんな業者さんが入り乱れての工事。従業員さんも出荷作業場の移転でてんやわんや。

そんな中、今季(R3BY)最後の商品の出荷が終了いたしました。商品ラインナップのトリを飾ったのは「飛鸞 八反錦」。この八反錦は今年の飛鸞会(杜氏のチャレンジ酒を頒布する会)のお酒の中の一つなのですが、飛鸞会は3種類の米違いの飲み比べがテーマだったので、米以外はすべてのスペックを同じにしなければなりませんでした。使われた3種類のお米は「愛山」「春陽」「八反錦」。いずれも杜氏が初めて使うお米ばかり。「愛山」はお米が溶けて大変苦労したようですが、なんとか目標に着地。ところが「八反錦」は辛口に振れてしまって造り直すというハプニングが。当初3月に発売予定だったものを5月に延期したため酒販店様にはお客様対応で大変ご迷惑をおかけしましたっけ。その時の飛鸞会は無濾過生でお出ししましたが、このお酒は一回火入れしたものです。絞ったあとすぐに瓶詰めして低温貯蔵しています。

最初に造った辛口になった「八反錦」はどうなったのか?ご心配いただいたりしましたが、ちゃんと別の商品になって出荷しましたのでご安心ください。美味しくなかったわけではないのでそれはそれでいいお酒でした。

今週末にはお近くの飛鸞取扱店に並ぶことと思います。

どうぞ宜しくお願い致します。