平戸出身の漫画家大山和栄さんは乳がんを患われ、まさか自分がこんな病気をするなんて思ってもいなかった、誰もがこんな辛い目に会う可能性がある、そんな思いをしてもらいたくないという祈りを込めてふるさと平戸にピンクリボンを設立されました。しかし、なかなか広がりを見ない中、早期の発見で適切な治療を受ければ決して大事に至ることはないことを周知し、正しい理解をしてもらいたいと亡くなられる数カ月前に最後の力をふりしぼって平戸での再立ち上げに尽力されました。
今回のコンサートでは、ピンクリボン平戸の歌を作ろう、私が詩を書くからとおっしゃっていた大山さん自身はその願いを叶えることなく逝かれましたが、その遺志に答えるため柿添澄子さんが詩を松口よう子さんが曲を作られ、そのお披露目を兼ねたコンサートだそうです。
柿添院長の講話もありますので、多くの方にそして何より自分の為にピンクリボンの活動の意味を知っていただけたらと思います。
日時:10月18日(月)
場所:平戸文化センター・中ホール
料金:1000円 (高校生以下無料)