早いもので師走に突入!
平戸では12月1日は早朝より「あんもーちよい!」の子供達の大きな声で起こされます。
誰だったかハローウィンみたいだね「トリック・オア・トリート?」みたいな、なんて言っておりましたが、子供が街中の家々を回るというところが共通点くらいなものでしょうか。
平戸城下の商家の子供達に早起きして餡餅を売り商売の厳しさを教えるというのが本来の出発点のようです。
転じて売るものも買うものも早起きしてあん餅をいただくと一年健康に暮らせるという有り難い冬の風物詩となりました。
その昔は師走と言えばつららが下がったりで結構大変だったのだろうと想像します。
今となっては気温が随分上がっていることもあるし、なんせ保護者の車の送迎までありますから厳しさというよりはスポーツクラブの大切な資金稼ぎのお楽しみイベントになっています。
ともあれ、子供達がまだ夜の明けぬ中、元気に売りまわっている姿は微笑ましいものです。
このあん餅を作るのは老舗の津乃上製菓と丸屋。毎年どちらのが当たるかも楽しみです。
毎年このあん餅を楽しみにしているあん餅売り経験者の息子にもこれから送ります。