先週のこと。「good memory」について話して。と話題を振られ、一同「えー」「なにー」とチコちゃんに叱られる状態。
なかなかみんな切り出せない中「はい、実はずっと会いたーいと思っていたインフルエンサーさんに会えたんです(中略)。。数日前」
「数日前?memoryじゃないんじゃない?」と一同爆笑。そうでした、そうでした。その後も他のメンバーからさしたる思い出話も出ず、話題はチェンジ。
小さな幸せを積み重ねてはいるけれど、人に語るほどのgood memoryなんて意外と思いつかないものですね。
さて、その突然現れたインフルエンサーさんはクラウドファンディングの応援者。お陰で多くの方に賛同いただきクラファンが始まりました。
先先週末、クラファン参加者の酒造り体験が行われるにあたりインフルエンサーさんも同行されたみたいです。ご参加の皆様、全国津々浦々ご遠方からお越しいただき有難うございました。
話はかわりますが、平戸は大変魅力的な町であることは折りに触れ語っておりますが、先週末訪れた平戸オランダ商館の銀細工の展覧会も素晴らしかったです。
銀線細工はポルトガルから伝えられた技法。ポルトガル船に乗ってやってきたザビエル神父の布教がこの地平戸に銀細工の技術を根付かせたのです。
当時キリスト教の聖具に銀細工が施されていたので、銀細工職人が必要だったのでしょう。やがてこの技術は「平戸細工」と呼ばれる伝統技法となります。彫金の教科書には必ず「平戸細工」という名称が出てくるのだそうです。うちの隣町に職人町という町がありますが、そこはかつて「細工町」「鍛冶屋町」「大工町」「桶屋町」の4つの区で構成されていました。結婚してきた頃はその名残で鉄工所や木工所がある町でしたが、いまや職人さんの姿はありません。最近、平戸に若い木工職人さんが移住してくるという話が。工房となる場所を探しているらしいですが、この職人町にいい物件があると古が戻ってきていいのにな。と密かに妄想しております。
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