今季より干支ボトルを発売することになりました。

本日より出荷作業が始まっています。

発売日は12月25日。

干支ボトルのラベルデザインは劒朧(けんろう)さん。「飛鸞クラシック」や「HIRAN Heaven」のデザインを手掛けてくれた書道家です。

ラベルは発売日まで非公開となっていますので、肩ラベルだけチラりと。

輪廻転生は私は「リンネテンセイ」と読みますが、杜氏は「リンネテンショウ」と読ませています。

なのでラベルには「リンネテンショウ」。どちらでもお好きな読み方でお願い致します。

飛鸞公式Lineで杜氏がこのお酒について詳しく述べていますが、Line登録していらっしゃらない方のために掻い摘んでご案内致します。

毎年干支ボトルに使われる酵母は12号酵母。

12号酵母は杜氏の修行先の佐浦酒造さん(浦霞)の蔵付き酵母なので、別名浦霞酵母とも呼ばれています。

この酵母は酸味が強く出るので近年は使用されていない酵母でした。というのもお酒の風味で酸味が際立つのを嫌う時代があったからだそうで、最近はワインのように酸味がきいたものが洋食と合うようになっているように、私達の食生活も西洋化し、酸味がある方が食中酒としてはおいしく感じるようになりました。

時代と共に廃れていた酵母が昨年佐浦酒造さんで復活して「浦霞No12」という銘柄で発売されるようになりました。なので弊社でも浦霞酵母を分けていただき使わせていただけることになりました。

昨季は試験醸造として12号酵母を使った酒を製造しました。試験醸造なので蔵元限定品として販売したのみでしたが、今季より本格的にこの輪廻転生から市場に流れていくことになります。

慣れない酵母を操るのは杜氏にとって大変なことのようですが、できはとても良いとのことです。

12月25日の発売をどうぞお楽しみに。

お近くの飛鸞取扱店で宜しくお願い致します。